こんにちは。
今日は11月の公演の初日リハでした。
芸術監督から配役や舞台全体の構成など伺い
2幕の振り入れを行いました。
何役もこなすので目まぐるしい衣装の早替えがあるとのこと、、
つまりそれだけ役のキャラクターも変わるということ、、
とても鍛えられそうです。。
皆さまに良い舞台をお届け出来るように精一杯頑張ります。
どうか応援よろしくお願い致します。
そしてキッズバレエのこと。
本当にビックリ。
小学校3年生のSちゃん。
3回ピルエットが入っているコンビネーションで
ピルエットは全部ダブルで成功していました。。しかもすごく綺麗なポジション、、
ハイルルベ、ハイパッセ、軸も真っ直ぐだししっかり顔も付けてる、、、。
まだバレエはじめて3年弱。。
ついこの前まで1回転もおぼつかなかったのに本当に素晴らしいです。
つま先も本当に綺麗になってきました。。
何をしても「可愛い〜」で許されていたお子ちゃまからしっかりお姉さんになってきています。
ここからの成長は更に私を驚かせてくれるでしょう。
とても楽しみです。
その為にもより的確な指導をしていきたいと思います。
そんな時子供にとって周りの環境はとっても大切です。
自分が中学生くらいの頃を思い出すと
10歳20歳、年の離れたバレエスタジオの先輩から心ない言葉をよくかけられていました。
「あなたはプロは無理よ」
とか
「もう手遅れね」
とか
「あなたが主役なのは実力ではなくて先生に気に入られてるからよ」
など、、
今改めて考えると、、。
結構ひどいです!笑
私の場合はちょっと特殊なので、、
逆にそういうことを言われると
やる気スイッチ全快!
みたいな感覚になり(ドラマの主人公みたいなエキサイト感、、笑)
より頑張る力に変わっていたのですが、、
そんな言葉をかけられたら
多くの子供は
やる気を失ってしまうのではないでしょうか?
反対に
「あなたの踊りがとっても良かった!」
「〇〇ちゃんの踊りが大好き!」
「すごく上手になったね!」
「次回の発表会も楽しみにしてるよ!」
なんて言われていたら、、
もっと上達にも、将来の可能性も広がっていくと思うんです。
本当に周りの環境。
大人たちの理解ある優しさが必要だと思います。
Sちゃんのこんな言葉にビックリしました。
2年前は
「バレエは趣味だから!」
なんて言ってたのに
この前は
「将来バレエでもいいかも。。」
、、この差は物凄いことです。
どんな道を選んだとしてももちろん応援するけれど
少しでも可能性を広げてあげたい。
そのためにも大切に大切に
意味のある指導と言葉を贈ってあげたいと思います。
バレエは本当楽しいです。
TAKANO